2010年5月6日木曜日

FUJIFILM FinePix HS10

Z37を購入したばかりだが、FUJIFILM HS10も購入した。

一眼レフももっているが、やはり、24mmというワイドからの30倍ズームは魅力的だ。さらに、ハイビジョンでの動画撮影まで可能だという。
外観は、まるで一眼レフカメラ。ネオ一眼といわれている。一眼レフ同様にネクストラップが付属し、首に掛けておけるので、ある意味普通のコンデジよりも持ち運び安いとも言える。636gとコンデジとしては重い。EOS Kiss Xシリーズのカメラボディは500gを切るので、これだけ聞くと重いと思うかも知れないが、実際に持つと全く重くは感じない。首に提げているとぶら下げていることさえも忘れるくらいだ。
これが最大ズーム状態。35mm換算で720mmという超望遠。しかも、ズームは手動だ。自分の思うようにズーム操作が可能なのは、一眼レフと通じるものが有る。
ボディ上面には、電源スイッチが付いたシャッターボタン、モード切替ダイヤル、汎用ダイヤルなとが付いている。ただ、汎用ダイヤルは、他のボタンと同時に操作する場合もあり、ちょっと小さすぎて操作しづらいこともあった。
レンズにはフィルターネジが切ってあり、φ58mmとなっている。前面から見ると、本当に一眼レフそのものだ。
フラッシュは、赤目低減の意味もあり、高い。そのために、畳んだ時にかなりレンズの上に被さる。そのため、ズーム操作や、マニュアルフオーカスのリングを操作するのに邪魔になることがある。
液晶は、そこそこ大きく見やすい。しかも角度が付けられるタイプなのでローアングルやハイアングルの時に便利。
背面のボタンだが、十字キーにガタがあり、押したときの感触がチープな感じがする。外装関係はある程度高級感がある意匠なので、このボタンでそれも台無しだ。
電池は、単三4本。充電池にも対応している。ただし、電池の種類を設定する必要がある。上記写真には三洋のエネループが入れてある。電池蓋は、若干開けにくく、閉めにくい。
花などを撮ってみた。
30倍ズームの威力は、凄まじいの一言。
これが広角24mm。中央をズームすると。
このカメラの撮像素子は、SONY製の背面照射型CMOSとなっている。正直に言って、解像度は高くない。しかも、撮影した画像を等倍で表示してみると、ざらざらしており、少しぼけた感じで、ピントの甘い画像に見える。ところが、縮小すると見違えるほどノイズレスの綺麗な画像に見えるのでびっくりだ。
Z37の時と、同じ新聞写真で比較してみよう。
そして、FinePix HS10は、これだ。
ちょうど、EX-V8とZ37の中間の感じだ。上記画像をクリックしてフルサイズで見て比較してほしい。
従って、解像度が必要な、A3印刷などには向かないかも知れない。だが、写真として見たときには、発色もあり、綺麗に見える。そういうカメラだという事だろう。