2011年10月30日日曜日

F1 2011 第17戦 インドGP 決勝

初開催のインドGPが終わった。

優勝はベッテル、2位バイト、3位アロンソというチームは違うが、実力者が上位を占めた。やはり、初開催値では、経験というか本当のドライバーの実力というものが発揮されるのだろう。

ここ何回か、ハミルトンとマッサは、レース上で接触を繰り返しているが、なんと今回もハミルトンがインを突いたところにマッサがコーナーでインに入り込んで接触してしまった。ハミルトンは、フロントウイングを壊して緊急ピットインを余儀なくされた。マッサは、その後も走っていたが、予選でクラッシュしたのと同じように、コーナーのイン側にあるダイダイ色のブロックの段差で左フロントサスペンションを壊して、リタイヤしてしまった。このブロックも問題だと思うが、2回ともマッサのみということから、ドライバーの問題も有るのかもしれない。

4位スタートのバトンは、スタートでうまく3番手アロンソを抜いて前に行き、さらに2番手のウェバーも抜いて、2位になった。トップのベッテルは別次元の速さだったが、唯一それに付いていったのは、このバトンのみだった。これで、バトンの年間2位のポジションがさらに高まった。

小林可夢偉は、スタートの1コーナーの渋滞で今回は外側のポジションを取ったにもかかわらず、ウイルアムズ同士で接触したバリチェロに前をふさがれて接触してコースオフ、そのままコースに戻ったところで、後ろから来たティモ・グロックに追突されて、1回転してしまった。その後もなんとか走っていたが、1周しないうちにリタイヤしてしまった。

チームメイトのペレスは、ハードタイヤをチョイスして2周ほどでタイヤ交換、苦手のハードタイヤを履く義務を解消して、結局10位入賞を獲得したが、前はフォースインディアのスーティル、そしてその前は、トロロソのアルグエルスアリで、チームのポイントでは、7位のザウバーは8位のトロロソに追いつかれて同ポイントになってしまった。現在は、トロロソがこの3チームの中ではダントツに速く、後2レースで6位に行く可能性はかなり高くなった。そして、ザウバーは8位陥落に。

そして、唯一のインド人として参加したナレイン・カーティケヤンが17位と最下位と思われるHRTの車ではかなりがんばった。

それにしても、上位4チームとそれ以下とはかなりの差が出ている。8位以下は、周回遅れになっている。


2011年10月29日土曜日

F1 2011 第17話 インドGP 予選

インドGPは初めて開催されるため、すべてのチーム、ドライバーが未経験となる。

予選1では、7台が落ちるが、ザウバー以外は、開始直後からコースに出て走っていたが、唯一ザウバーは、他のチームが2回目の走行でやっと走り出した。が、結果は、小林可夢偉がセカンドセクターで失敗したらしくタイムがデスに、Q1落ちとなってしまった。経験の少ない新人二人のチームにもかかわらず、このような戦略をとったのは、車がオプションのハードタイヤに全くあっておらず、走っても無意味だと思ったからだろうか。私は、少しでも練習させた方が良かったのではないかと思うのだが。

次のQ2では、最近調子の良いトロロッソが2台ともQ1進出となった。代わりに、ルノーチームが2台ともQ2落ちとなった。ペレスは、フリー走行での黄旗無視よって、3グリッド降格ペナルティということもあり、Q1で履いたソフトタイヤを再び履いて一応走ったが、17位にとどまった。明日彼は、20番ポジションとなるが、新品のソフトタイヤ2本を温存したことになるが、小林可夢偉は中古ソフトでもペレスより走行距離は短い事になり、かつ、17番手からのスタートとなった。通常奇数グリッドのほうが路面状態が良いと言われているので、ペレスに助けられた事になるが。このパフォーマンスでは、あまり期待はできない。

さて、Q1では、上位陣は、スタート直後から走り出したが、スーティル以下は走り出さなかった。さして、スーティルが一応タイム計測を行うかに見えたが、計測しないで戻ってきて居る。トロロッソの2台は全く走らなかった。

マッサが、縁石のあるダイダイ色の障害物にぶつかり、フロントサスペンションを壊してしまった。
ポールは、ベッテルだったか。2位は、ハミルトンだが、彼もフリー走行で黄旗無視のペナルティで3グリッド降格となり、実質5番グリッド。3番手はウェバーだが決勝では2番グリッドとなり、ドライバーズランキング2位を狙える。

そして、4位はアロンソ。5位バトンとなる。決勝では、アロンソ3番、4番バトン、5番ハミルトンとなり、レッドブルと、マクラーレンの間に、アロンソが入り彼のパフォーマンス次第では、先頭の2台と後ろのマクラーレンをフタしてしまう事も考えられる。

2011年10月24日月曜日

Tsurugi 150 の調子

最近、少し天気が不純で、寒くなったかと思うと、また暑くなったりする。週末は、天気があまり良くなくて曇っていたが、なんだか湿度が高く蒸し暑く感じた。でも、気温は23程度だったようだ。

ここ数週間は、Tsurugi 150に毎週チョイノリ程度しか乗っていないのだが、エンジンが止まってかからなくなったり、クラッチジャダーを感じたりとあまり調子よく思えなかった。
ところがどうしたことか、今週末は蒸し暑くて、曇天にもかかわらず、日中外にバイクを置いておくと、温度計が37度になっていたりする。つまり、比較的気温が高めだったからなのか、Tsurugi 150の調子はすこぶる良い。
エンジンも一発始動だったし。クラッチジャダーも全く感じない。加速も異常なほどによく感じて、脇道から道路に出るときに車体をかなり傾けて加速していく感じだ。

今が一番良い季節なのか。どうしてこんなに調子が良いのかよくわからない。でも、まぁ、悪いよりは良い方が良い。気持ちよく走れた。でも、あまりに調子よすぎて、気持ちが乗って、少々オーバースピードで大きな交差点に入って、右折しようしとした。4車線のうち2車線が右折車線だ。私は、左側の車線に入っていった。そうしたら、中央がわの車線の車が何を考えているのか判らないが、まっすぐ進行して、左側の車線に入ってきた。つまり、私の前に無理矢理入ってきた。こちらも少しオーバースピードだったので、もう少しでぶつかりそうになった。ビデオを撮っていたら良かった。


文字だけだとわかりにくいので、ポンチ絵を書いたのて見て欲しい。私が青矢印で、赤矢印が馬鹿車だ。本当に危なくぶつかる所だった。車の方は、特にスピードを出しているわけではなく、どちらかというとゆっくりと走り出して、曲がらないで突っ込んできた感じだ。まずいと思ったのか、右折した道がすいていたからなのか知らないが、ものすごいスピードで走っていってしまった。100Km/hは超えていたんじゃないだろか。Tsurugi 150では全く追いつけなかった。車は、真っ黒のミニバンタイプ。HONDAで言えば、ステップワゴンの様な車だ。窓は、黒いシールドガラスで中は全く見えなかった。そこで、一気にクールダウンしたので、ある意味良かったのかもしれない。調子に乗って荒い運転をしてしまいそうだった。

最近、Tsurugi 150から国産スクータに乗り換えようかと思ったりする。だが、いわゆる250ccビクスクは、とても重い。相対的に、エンジンパワー不足を感じるらしい。Tsurugi 150は、とにかく車体サイズが国産250ccスクーターとためハルくらい大きいのに、とにかく軽い。150kgは無いと思う。125cc並みに感じる。そのため、扱いは楽だし、ひらりひらりとした操作感だ。重鈍な車体では、楽しくないのじゃないかと思ったりする。

いっそのこと、スクーターをやめて、アメリカンとかネイキッドのほうが良いのかとも思ったりするが、今更クラッチ操作したり、ギヤを入れたりするのも面倒にも感じる。考えてみればここ10年ほどは、スクーターしか乗っていない。いまさらギヤ付が乗れるだろうか。

今日のTsurugi 150は、私のこのように揺れる心を読んだかのような走りっぷりだった。高速は駄目だが、下の道で60km/h程度だと本当に過不足無い走りだ。走りに関しては、WACOXとは満足度が大きく違う。

今週末のような状態が続いてくれる事を祈りたい。

2011年10月17日月曜日

たこ焼き

福岡県北九州市で有名なたこ焼き屋があった。オサダというディスカウントストアーの外に出店していたたこ焼き屋で北九堂といった。私も、なんどか1時間ほども出かけていって、食べたことがある。とにかく高カロリーなたこ焼きだ。外は、カリカリで中はとろとろなのだ。たこ焼きというが、焼き器の穴には油がたっぷりと入れられていて、焼くというよりも揚げてあるような感じだった。そのため、1パック(おそらく10個程度は入っていたと思うが)一人で食べると、油でぎとぎとで気分が悪くなったりする。それでも、うまくて食べるのだ。とにかく1パックで満足できるだけのカロリーがある代物だった。

過去形でかいているのは、オサダというディスカウントショップが潰れて、それに伴ってこの北九堂も撤退し、その後に、噂では黒崎に行ったと聞いたが、捜したが見つけることは出来なかった。

インターネットでも思いつくと検索して捜すが、明確にここにあるという話は聞いたことがない。

ところが、あるたこ焼き屋がこの北九堂のレシピでたこ焼きを作っていると自分のブログ書いているのを見つけた。

□壱番蛸な日々
http://ichibandaco.seesaa.net/

店の名は、壱番蛸という。はてさて同じ味を実現しているのだろうか、気になって仕方ないので、Tsurugi 150でさっそく行ってみることにした。場所の具合から、駐車場もなく、道沿いにあるようなので、バイクで行くしかない。

これがその店舗。小さい店だ。
 本当に、道路沿いなので車でここに来ても、停めるところは無さそうだ。
 1つ無くなっているが、本来は8個で1パックだ。価格は400円だった。北九堂と違い味付けが2種類あり、通常の物と、
 こちらの、塩味のものがある。塩は、タレではなくて、本当に塩がふってあるだけだ。

北九堂と同様に、がわはカリカリで中はとろとろという状態にはなっている。
しかし、外見写真を見ての通り、脂気はほとんど無い。購入したときに、見えた焼き器が完全に乾いていたので、これは違うとすぐに思った。

味は、ソースがけも、塩ふりも、それぞれ、悪くない味だ。ただ、中身の写真の通り、中がすかすかで、1つ当たりの量が非常に少ない。400円という値段は、どうなのかとちょっと考えてしまう。

とにかく、北九堂のたこ焼きとは、全く別物だ。普通のたこ焼きとして食べれば、悪くないどころかおいしい方だろうと思う。が、量も、ボリュームも全く足りない。1パック食べても、満足することはないだろう。

北九堂のたこ焼きを期待して食べると、落胆する事になるだろう。

もう、あの幻の、オサダのたこ焼きは食べることはできないのだろうか。


今回のTsurugi 150だが、エンジンは、あの不機嫌はどこに行ったのか、一発で始動した。調子よい。ところが、クラッチがおかしくなってきた。WACOXと同じで、出足の時に、ジャダーが発生して、半クラッチ状態の時に、ガクガクとひどい振動が発生する。クラッチがつながってしまえば、何の問題もないのだろが。まだ、5,000キロも走っていない。しかも、Tsurugi 150はほとんどが長距離なので、足代わりに使っていたリード110などに比べると、クラッチの使用頻度は、とても低いと思われるのに。

また、WACOXの時と同様に、プリーカバーを開けて、クラッチの調整が必要なのだろうか。それにしても、耐久性が無い。これが、中華の中華たる所だろう。

2011 インディカーレース最終戦 ラスベガス 大事故で死者

今朝方放送のあった、佐藤琢磨が参戦しているインディカーレースの最終戦、ラスベガスがあった。
200周程度で行われるはずだったが、わずか12周目で大事故が発生した。とにかく、オーバル(周回コース)で、バンクも大きく、しかもコース幅が大きい、その中を30台を超える多数のレースカーが、4台も横に並んで走るという過密なレースとなり、先頭から10台付近と見られる2台の車が接触した。が、300キロを超えるものすごい差速度で過密な状態だったため、あっという間に多数の車が衝突を繰り返した。中には、減速しきれずに、前の車に乗り上げて中を舞う車が何台もあった。

佐藤琢磨は、丁度この最初の接触の前を走っていたので、全くクラッシュの影響は受けなかった。

 そして、上の写真の丸印の車に乗ていたダン・ウェルドン(33才)が、宙を舞い、発火し、フェンスに激突した結果、亡くなった。

ラスベガスでは、そのギャンブル性の高い土地柄のため、最後尾から優勝したら数百万ドルを得るというギャンブルレースに挑戦していた。その為、後方から、とにかく速度を上げていたために、前方で起こったクラッシュに止まりきれなかった。


 後方から飛んでいく。

 フェンスに激突。



こちらは、後方からのカメラだ。前方の車に、ほとんど減速しないままに、
突っ込んでいく。
そして、空中に飛んだ。

しかし、これを見ていて、声も出なかった。若くて人気があったという。冥福を祈りたい。

レースは、中止となった。

F1を見ていると、インディカーのように単純に速度を求めて、ぐるぐる回るレースというのに違和感を覚えるが、密集度という点でも、速度という点でも、無理があったように思える。特に練習走行では、一度も30台を超える過密状態での状況を確認することが出来ず、決勝レースでいきなりの高過密状態での走行というのは、いかがなものだろうか。特に、このラスベガスサーキットでは、コース幅が広いために、横に広がって、さらに前後も非常に過密状態だった。

2011年10月16日日曜日

F1 2011 第16戦 韓国GP

金曜のフリー走行は雨で、各チームとも調整が出来ずにどうなるのだろうと思った韓国GPだったが、土曜/日曜とドライとなった。しかし、日曜日は、気温21度、路面温度24度と思ったより低温で、スーパーソフトタイヤも、意外に持ちが良かった。



スターティンググリッドでは、2位だったベッテルは、スタートまもなくハミルトンをオーバーテイク。それ以後は、タイヤ交換で一時的にトップを譲ることはあっても、常時先頭を走りきった。

今回は、途中でセフティカーが出たが、上位陣はタイヤ交換直後だったこともあり、今回は大きな動きはなかった。

2位以下は、混戦で、結果としてはハミルトン、ウェバー、バトン、アロンソの順だったが僅差で、特にハミルトンとウェバーは抜きつ抜かれつを続けた。ほとんど団子状態だった。そういう意味では、この3チームの差はほとんど無かったといえる。優勝のベッテルは、別枠で速かったということだろう。ドライバーの底力を見た気がした。

小林可夢偉は、スタートの第1コーナーで接触があり、右フロントウイングの翼端板を壊してしまい、ある意味これで今回のレースは終わったと良い。さらに、セフティカーで各車の間隔が狭まったところで、バリチェロに追われて接触して再び、フロントウィングを壊してしまった。そこで、急所ピットインしたが、これで相当に順位を落としてしまった。その後も、あまり調子よくなく、タイヤ交換が予定よりも早まった事で、後半に3回目のタイヤ交換が必要となった。しかも、タイヤ交換後の最終スティントでも、前を行く新興チームで遅いと言われているチーム・ロータスのコバライネンを抜けないどころか、一時は、コバライネンよりもタイムが遅い事もあり、結局、コバライネンの後にゴールした。

さらに、不可解なのはチームメイトのペレスで、終盤12位を走っていたのに、あと1,2周というところで、ピットストップして、小林可夢偉の後にゴールと言うことになった。後1,2周なのにピットストップする必要が有るとは普通は考えられない。

今回は、トロロッソの速さが光った。アグスグエスアリは、最終周に燃料ぎれなってしまったロズベルグをオーバーテイクして7位を取った。ブエミも8位だった。

とにかく、6位をキープしたいといっていたザウバーは、フォースインディアに抜かれ、そして今回は、トロロッソにも抜かれて、8位と言うことになるそうな雰囲気だ。下手をすると、レースでは、新興チームのチーム・ロータスにも抜かれる事があるかもしれない。すこし、情けない気がする。チームとしても力が不足している気がしてならない。

2011年10月13日木曜日

Tsurugi 150 またエンジンかからず...その後

ブログを更新していなかったが、日曜にエンジンが一旦かかった後、止まって、それ以後は、セルを回してもエンジンがかからなくなった。

一晩置いて翌日、バッテリーが心配だったので、まずは、キックしてかけてみようとしたが、全くかからず。試しにセルを回してみたら、一発でかかった。

なんだこりゃ。一旦エンジンを切って、ヘルメットや靴など走行の準備をして、再度セルを回したが、やはり一発始動。昨日のあの不機嫌は何だったんだ。

少し、近所を走ってきたが、何も問題無かった。

だが、それでも、心配だ。また、突然不機嫌になってエンジンが止まり、セルを回してもかからなくなるのではないかと思ってしまう。原因がはっきりしていれば、まだ良いのだが、はっきりしないから不安だ。

そから、アトレー7の車検のシールだが、以下がその写真だ。
そして、これがSUZUKI Keiのものだ。明らかに小さくなっている。最近では、皆小さい物に変わったのだろうか。
と、過去のアトレー7の写真を見たら、同じだった。たんに気がつかなかっただけだった。

2011年10月9日日曜日

Tsurugi 150 またエンジンかからず

夕方、ちょっと出かけようとTsurugi 150のエンジンをかけたら、すぐにかかった。

で、またがって、バックで車庫から出ようとしたら、途端にエンジンが止まった。それ以後は、セルをだいぶ回したが、エンジンかからず。セルは回るし、セルを回すとヘッドライトも点灯するので、電気系統とも思えない。暖機もあまりしなかったので、そのせいなのか。でも、症状から、以前のガソリンがキャブに来ていない感じに似ている。燃料計は、まだ走れるだけの残量を示しているし、走行距離もタンクが空になるほどの距離になっていない。もしも、暑さで、タンクから、ポンプ、キャブまでのパイプの中が空だとしたら、最初にエンジンがかかったのが不可解だ。逆に、キャブ内とパイプの中のガソリンが無くなって、エンストしたとも考えられるが。

とにかく用事があって出かけようとしたので、アトレー7で出かけた。

明日、Tsurugi 150の状態を見ることにしよう。

それにしても、ここ数週間は調子よかったのに。根本的な問題でないと良いが....。

そうそう、先週アトレー7は、車検をしたが、車検証とステッカーがまだ出来ていなかったので、それも取りに行った。車検のステッカーは、以前のものに比べて小さい気がした。

今度、比較してみたい。

F1 2011 第15戦 日本GP

今日は、F1の日本GPが有った。
優勝は、なんとマクラーレンのジェンソン・バトン、2位フェラーリのアロンソ、3位レッドブルのベッテルだった。

後1ポイント取れば、2011年チャンピオンが決まると言われたベッテルは、守らず攻めて、予選はポールポジションを取った。そして、優勝は逃した物の2011年のチャンピオンシップを制した。これまでのほぼ完璧なシーズンだっただけに、チャンピオンが決まったときに優勝出来なかったのには多少不満があるかもしれないが。できすぎるくらいのシーズンだ。残り4戦が消化試合にならないと良いが。

優勝したバトンは、ここ数戦マクラーランのナンバーワンは彼じゃないかと思われるレースをした。ハミルトンの1発の速さは確かに魅力だが、レースでも速く、しかもトップドライバーとしてのレースマネージメント力もすばらしいものがある。

そして、日本人の小林可夢偉は、予選では、Q3進出し、タイムは出さなかったもののピットから出て、とりあえずほぼ2周した事で、7位のポジションを得た。が、この予選にしても、Q1で、チームメイトのペレスがプライムでの1回の出走で抜けた。これは賭だったのだろう。しかし、小林可夢偉は、2回目はオプションで、Q1、1位という速さを見せた。何も判らないお客は喜んだだろうが、戦略としてはどうなんだろうか。Q1でオプションタイヤを使ってしまった小林可夢偉は、Q2でもオプションタイヤを使い、結局ニューオプションタイヤは、1つのみだった。対して、ペレスは、Q1では1本もオプションタイヤを使わず、Q2では何かトラブルで出走しなかった。これが、結果的には、ポイントを取る事になった。
対して、小林可夢偉は、7番手という絶好のポジションをスタートで台無しにしてしまい、10位以下まで、落ちてしまった。高い位置でのスタートを前提に、オプションスタートをとっにも関わらず、落ちたことで、戦略自体が為になってしまった。小林可夢偉は、3ストップだったが、スタートミスのため、タイヤを十分にケアできず、しかも、速くもないということで、駄目だった。ペレスは、2ストップ作戦で、かつ、最後にオプションタイヤを持ってきたことで、終盤では、上位を行く、マッサよりも速いタイムを足した上で、20周近くオプションタイヤを持たせた。

後半のレースを見ると、もし小林可夢偉がスタートで成功したとしても、少なくともペレスを超えることは出来なかったのではないかと思えて仕方ない。

おそらく、ペレスは、今まで、小林可夢偉ほどポイントを取れていなかったが、1年目なので仕方ないこと。が、これからの4戦、小林可夢偉を凌駕する事になるだろうと予測させる。

ザウバー氏は、新人を過去に見いだしているが、それは小林可夢偉ではなくペレスになるのだろうか。今日の日本GPは、それが小林可夢偉ではなくペレスなのではないかと思わせた。

2011年10月8日土曜日

ビクター GC-FM2-Y

このブログでもバイクの動画は、ビクターのGC-FM1という初代コンパクトビデオカムを使用している。画質や取り扱いには特に問題無いのだが、特に大きな問題は、バッテリーだ。実質1時間程度しか撮影出来ず、バッテリーの交換も出来ない。そこで、もう1台買えればと思ったが、そんなに安いと言うこともないなぁと思って調べたら、次期機種であるGC-FM2が送料込みでも8千円程度で売られている事が有るのを見つけた。もちろんどこでも安いという訳ではない。

価格比較で有名な価格.COMを見ていたら、7,777円というとても安い価格で出ていたので、思わずホチッてしまった。ところが、購入先の「GマーケットEVENT」というのは、どうもショップではないようだ。評判も悪いという人と、良いというひととばらばら。ちょっと躊躇したが、試しに買ってみた。だが、店舗に行くと、価格は7,777円ではなく、8,864円になっている。よく見るとクーポン使用で7,777円と書かれている。クーポンを入手するには、登録しなければならない。仕方なく登録して、色々やっていたら、クーポンが使えて7,777円で購入できた。送料は、380円。で、合計8,157円だった。どうも、この「GマーケットEVENT」は、ショッピングモールのようなもの(つまり、Yahooショッピングとか楽天)のようなものらしく、実際に購入するのはそこに出品しているショップだ。私の購入先は、DOMOというショップで、楽天にも出店していた。先の価格.COMでは、先払いしたのに何週間も納品されないという批判もあったが、DOMOは迅速で、その日の内に出荷された。なかなかよい。だが、たまたまひどいショップに当たると口コミのような事になるのだろう。たまたま良かっただけかもしれないので、注意が必要だ

さて、これが箱だ。
 色は、黄色だ。なぜかこれだけが安かった。他ショップでも安かったので、黄色の人気がないのだろうか。でも、届いた商品を見ると特に問題無いようだが。
 サイドはこうなっていて、フタになっていて開けることが出来る。
 裏は、モニターのみで、ボタンは何もない。タッチスクリーンでの操作となる。
 逆サイドには、電源ボタンと、下にはUSB端子のカバーが見える。
 下には、三脚穴と、USB端子のスライドレバーがある。このレバーをスライドさせてフルサイズのUSB端子を出すようになっている。
 サイドの蓋を開けたところ。メモリーカードスロットと、HDMIコネクタ、および、AV出力端子がある。
 SDカードは、このようにいれる。
 USB端子は、底面のスライドを動かしてだす。このままPCに接続して中身をコピーしたり、充電することが出来る。
 電源を入れると最初に初期設定が動き出す。

 通常の電源投入状態は、撮影モード。タッチして静止画と動画を選ぶ。
 右上の積み木印をタッチすると画質などが設定できる。
 これが、動画撮影している状態。
 GC-FM1との比較。レンズが大きくなっている。
 USB端子に、外付けバッテリーをつないだまま使えるのは便利だ。
 付属品は多くない。

実は、土日は、会社で熊本に行くので、このカメラを使って見たいと思う。

2011年10月5日水曜日

5ベイ外付けHDDケース ドスパラセレクト DP-9153

我が家のサーバーには、現在2TBのハードディスクが6台付いており、RAID5で構成されて約10TB容量となっている。だが、もし、このHDDに問題が生じると、とても面倒だ。それに、1TBのハードディスクが何台か余ってきているので、外付けHDDケースを購入することにした。

購入条件は、
・.全面からHDDが抜き差し出来ること。
・インターフェイスは、eSATA。できれば将来のことを考えてUSB 3.0も付いていると良い。
・なるべく多くのHDDを取り付けできること。
・低価格
・3TBのハードディスク対応

で捜したら、なんとぴったりの商品が見つかった。それが、今回購入した製品。

ドスパラセレクト DP-9153

価格は、送料込み17,500円だった。

箱は、まあ普通だ。
 開けてみると、上に小箱が入っていた。下に、本体だ。
 小箱には、ケーブル類が入っていた。

・内部Serial-ATAを、拡張スロットに取り出してeSATAに変換するブラケットとケーブルのキット
・eSATAケーブル
・USB 3.0 ケーブル
。電源ケーブル
の4つだった。なかなか充実した内容だ。
 ちゃんとマニュアルも付いてくる。
 本体の外観は、価格の割には、高級な感じのするものだった。
 フロントドアを開けると5基のベイが現れる。全面からHDDを抜き差しできるのはとても便利だ。
 リア側。大きなFANが付いている。電源は、小型だ。端子は、電源、eSATA、USB 3.0となっている。
電源は、230Vと115Vの切り替えスイッチが付いている。
 ベイのHDDスロットは、簡単にオープンできる。
 取り出してみると、HDDを裸で出し入れするのではなく、このトレイに付けて出し入れするタイプだ。HDDを直接出し入れできるタイプの方が簡単だが、HDDを押さえる機構が悪くて接触不良が出る製品もある。
 マニュアルは、英語のみ。でも、私の用途では、RAIDは使わないのであまり関係無い。

今回、日立グローバルの3TBのハードディスクを別途購入した。

HDDをトレイにネジ止めする。

そのほか、余っていた1TBのハードディスクも入れた。さっそく設置してみた。
サーバからアクセスすると、個々のハードディスクが普通に見える。5基もベイがあると今後も安心だ。もしも内蔵している2TB×6個のハードディスクにトラブルが発生してもこの外付けHDDケースに入れたHDDで内容をバックアップできる。全部3TBなら、最大15TBと言うことになる。かなりの大容量だ。

アクセス速度も、eSATA接続なので、普通に100MB/秒程度出ている。動作音も意外に静かだ。ケースの両サイドに多数の穴が開いていて、大型のファンをゆっくりと回してリア側に排気しているため、そこから吸気してHDD全体を冷却する仕組みだ。ファンが大きくて低回転なので、気にならないくらい静かだった。うちの場合、隣にあるサーバ本体がとても静かという程でもないので、なおさら気にならなかった。

低価格で、インターフェイスも最新のUSB 3.0に対応し、5基ものベイがあり、RAIDにも対応、ケーブル類もすべて入っている。これで17,500円は本当に安い。おすすめする。