2011年7月16日土曜日

バイク用ナビの新製品

防水機能の付いたバイク用のナビの新税品が出ている。

RWCというブランドの「RM-XR351MC」という製品だ。画面が3.5インチは小さいだろうとかも思うが、防水というのはいい。しかも、音はでない(スピーカーが無い)が、以下の写真のようなBluetoothヘッドセットが付属しており、イヤフォンジャックの穴から水が入って故障するということも無い。

ただ、内蔵メモリが2GBしかなく、これに地図が入っているとすると精細な地図は望めないだろう。でも、今私が使っているSANYOのゴリラも2GBの地図であり、非常に困るというほどでもない。スペックを見ると地図データはゼンリンの2011年版であり、地図サイズは10mが最小となっている。私のゴリラは25mなのでそれよりも拡大できるということだ。意外にメモリ容量は小さくとも圧縮技術などで十分なデータが入っているのかもしれない。

また、あまり必要性は感じないが、SDカード内の動画/静止画再生や音楽再生も可能だという。動画/静止画は必要ないが、音楽の再生がバックグラウンドで行えるのなら、快適なツーリングが楽しめるだろう。ただ、ヘッドセットが片耳しかないので、音楽を聴くという意味では、あまりよくないかもしれない。

バイク用を謳うだけに、液晶フードも付いており、バッテリーを内蔵しており5時間もしよう可能だという。もちろんバイク用電源キットも付いているので、電源を気にしないで使うこともできる。しかし、5時間ももつのなら、面倒な電源配線作業無しでも使えそうだ。

当然ながら取り付けキットも付属しているとのこと。だが、バイクといえば、写真のようにネイキッドしか相手にしていないようなのが気になる。スクーターにも取り付けやすいように、バックミラーステータイプなどの取り付けキッドを付属してほしいものだ。

□RM-XR351MC製品情報
http://www.rwc.co.jp/product/rmxr351mc/index.html


とにかく、バイク用防水タイプのナビは高価で買えたものじゃなかった。しかし、これだけの装備と内容で、価格は、29,800円という。テレビショッピングじゃないが、思わずポチリそうだ。


だが、実は、この製品の前機種と思われるRM-XR350MCが、今年の4月に発売されている。仕様もほとんど同じだ。この旧機種では、色々と問題が指摘されていた。たとえば、電源を切るたびにBluetoothの設定が初期化されて、再設定する必要があるとか、音声案内の最初が途切れて何を案内しているのかわからないなどだ。そして、3ヶ月しかたっていないのにほぼ同様の仕様で、同じ価格となれば、それらの不具合を解消した改善版と期待したくなる。もちろんこれを見越して予約でゲットという人もいるかもしれないが、やはり発売後の口コミを見てからというのが賢い買い方だろうなぁ。それにしても、これならつけっぱなしでもいいような気がして、とても物欲が刺激される。

やっと使えるナビが出てきた感じだ。世の中バイクは、だんだん見捨てられる傾向にあるのかと思ったが、このような製品が出てくるところを見ると、まだまだいけるのかもしれない。