目的地は、3月も下旬に入ろうかというのに肌寒いので、温泉に行こうということになり、山口県の川棚温泉に行くことにした。実を言えば、川棚温泉には有名な「瓦そばのたかせ」があり幾度となく食べに来ているのだが、温泉に入ったことは無かった。また、調べると近くに景色の良いところもあるというので、それも見に行ってみることにした。
参考のために、川棚温泉の観光案内マップのpdfを記載しておく。
http://www.kawatana.com/map/map.pdf
意外に、温泉らしく宿も沢山ある。でも、1時間少々でこれる所で近すぎて、泊まろうという気にはならなかった。
さて、出発は少し遅くなり、11時もだいぶ回っていた。
前回の油谷半島ツーリングの時の帰りに通った道を逆に走ることにした。山の中を走るので、少々寒いが、寒い方が温泉がありがたくなるだろう。
天気予報では、晴れだったのだが、どうも天気が良くない。雨は降っていないが、どんよりとした曇り空で、肌寒い。温度計を見ると11度だった。
信号待ちしていると後ろからリッターバイクの低い排気音が横をすり抜けてきた。
大きなバイクなのでものすごいスピードで走っていくのかと思ったら、意外にゆっくりと走っており、前を行くマツダの車が追い越していったくらいだ。少しの間、この距離を保って、一緒に走った。
天気もだいぶ良くなってきて、黒い雲もとれてきた。
ちょっと一休み。 持ってきた飲み物を飲んだ。
気温は、13度に上がってきている。
少し走ると川棚温泉の町が一望できる。下の写真は、2枚の写真を合成したものだ。
で、ちょっと迷ったが、青龍湖についた。この堤防の様に見えるが、この上に人工湖が有るのだ。
上は、綺麗になっており、単なる農業のため池ではなく観光地としてか、もしくは地元の人たちの憩いの場として作られたのかもしれない。実際、二組ほどの家族が、弁当を持ってきて楽しそうに食事していた。景色も良く最高だ。
すぐ後ろに山が迫っていてなかなか景色がいい。
ダムの段差はあまりなく、このサイドから1段下げて少しずつ下に流している。
記念に写真を。
こういうのんびりしたプチツーもいいものだ。
50キロ程度の距離だが、ゆっくり走ったので1時間半程度かかっている。
定番の瓦そばを頼んだ。これで2人前だ。
それと、うな飯。
そのまま食べてみた。これはこれでおいしい。
つぎに、具を乗せてお茶漬けで食べる。2度楽しめるのがいい。どちらもおいしい。
が、少々おなかがふくれたので、少し待ってから風呂に入った。残念ながら写真は撮れなかったが、露天風呂と書かれていたが、透明のカーポートのような感じのモノで覆ってあり、完全に外では無かった。露天と言うよりは、岩風呂だ。大きさも大きくなく、4人程度入ると一杯だ。実際洗い場は3つのみだ。間に薄い仕切りがあって、隣の風呂と隣り合わせで、普通にしゃべって話ができるほどだった。実際私が脱衣所に入ったときに話し声が聞こえて、何人か入っているのかと思ったら一人だったのでびっくりした。実は隣の女風呂に入っている奥さんと話していた。
風呂から上がって休んで、汗が引いたので、帰ることにした。帰りは、行きと同じでは面白くないので、海岸線を通る191号線を走った。
途中で、日が斜めになってきて、海に映えてとても綺麗だった。思わず止まって、二人して見とれていた。
もちろん、ジェンマもだ。
まだ、少し肌寒かったが、もう少し暖かくなってくると、バイクで走るのには本当にいい季節だ。こういうのんびりした走りもいいものだ。