2012年7月9日月曜日

SUZUKI ジェンマ ツーリング

ツーリングクラブのツーリングに行ってきた。ジェンマでの参加だ。

今回は、山口県の日本海側を目的地に、行きは内陸部を通り、帰りは海岸線を通った。
梅雨のさなかで、天気が心配されたが、天気予報では珍しく晴れだった。


ということもあってか、走りたいけど走れないという憤懣が溜まったのか、今回は20台を超える参加があり、ゲストや初めての参加者もいた。

ところが、天気は曇り。しかも、気温も24度程度と少し肌寒い。


まずは、関門トンネル。大人数のため、一人一人支払っていると大変なので、先頭がまとめて支払う。

と、横を珍しいサイドカー付きのバイクが通って行った。

さすがに参加者が多いと長い隊列になる。バスなどは、道を譲ってくれることは無いが、一般の乗用車だと後ろにバイクの隊列に付かれると威圧感を感じるのかたいてい道を譲ってくれる。

山間部では、時折ぱらついて来ることもあった。しかし、その程度で済んだ。それより、軽装が多かったので、寒いという参加者が多かった。私も中メッシュの薄いジャンパーなので少し寒かった。

途中で、我々の隊列の後ろに白バイがぴったりと付いてきて気持ち悪かった。そこで、道ばたに全員止まって、先に行かせたのだが、何か変だ。なんと偽白バイだった。ここら辺では、有名らしい。しかし、こんな格好で走って恥ずかしくないのだろうか。それに警官を装ったということで捕まったりしないのか。

さて、肝心の走りだが、大所帯での走行となると、なかなかペースが上げられず、ゆっくりしたペースとなった。その為、ジェンマでも余裕で付いていくことができて、楽しかった。特に、Bandit250と異なり、ジェンマの方が低速トルクがあるので、走りやすいのだ。

 そして、今日の目的地に到着。

ここで、評判の山丼を食べるために来たのだ。すぐ目の前が海のためか、味付けはシンプルな塩味で、なかなかおいしかった。量も昼食としては適切だった。ただ、量を食べる人では、物足りなかったかもしれない。

 そこでの私だ。後ろの二人は、今回初参加の夫婦だ。2台ともカワサキZで、奥さんが400、ご主人が1100だった。夫婦でこのようにツーリングできるというのは、いいなぁと思ったが、ご主人に言わせると、奥さんがあまりに安全運転で困るとのこと。車よりも遅いので、迷惑だと言っていた。実際、今回のツーリングでも、遅れ気味だった。でも、それはそれでいいのでは無いかと思う。自分のペースで走るのがいい。まあ、ご主人を含めてストレス溜まったという人もいたようだが。

楽しく食事をして、休んでから、のんびりと帰途につく。

でも、それだけでは終わらなかった。一台クラッチワイヤーが切れたと大騒ぎ。先の丸くなったタイコ部分が完全に切れ飛んでいるので、どうしようも無い。と思ったのだが、ゴッドハンドと言われた達人が、なんと切れたワイヤを色々と弄って、レバーの付け根に括り付けてしまったのにはびっくり。とりあえず、クラッチが使えるようになり、帰宅するまでもったのだから驚いた。世の中にはすごい人がいるものだ。

午後からは天気も回復して、日差しが強くなり、午前中とは異なって暑かった。近場で、ペースもそんなに速くなかったが、気がつくと270キロ程も走っていた。意外に走ったものだ。Bandit250なら1回は給油したところだろうが、ジェンマだったので、無給油で大丈夫だった。

ちなみに、燃費は33.6km/lとジェンマの最高燃費を更新した。最初にツーリングクラブに参加したときもジェンマだったのだが、その時には、スクーターでは付いていくのが難しいと思ったものだった。そして、その時の燃費は25km/lだった。それくらい今回のツーリングは、ペースがゆっくりだったのだろう。それでも、少しだけペースが上がったことがあったが、さすがに付いていくのは大変だったが、以前ほどでは無かった。

それにしても、こうして皆で走るのは楽しい。