2012年9月18日火曜日

ヘルメット用スピーカー Sound Tech2 Premium Edition

さて、ツーリングの準備としてヘルメットも新しくなったことだし、ナビやトランシーバーの音声をイヤフォンで聞いていたが、ヘルメットを付けたときに、イヤフォンを付け忘れてかぶり直したことが何度もあるので、スピーカーを付けることにした。
購入したのは、Sound Tech2 Premium Edition というタイプだ。

 もう少し低価格のモノもあったが、どうせ付けるのなら高音質なやつがいい。

内容物は、こんな感じ。基本的には丸いスピーカーがメインで、取り付け用のマジックテープのような取り外しが可能な接着部材やスペーサー用のシートなどだ。


説明書は、カラーでわかりよい。店舗で、今回使用するヘルメットと同じモノで取り付けが可能か聞いてからの購入だ。

取り付けは、簡単だ。

ヘルメットの耳の部分の保護材を取り外す。

で、丁度耳の当たる付近にスピーカーを貼り付けるだけだ。

完了だ。これは、左側。

 そして、こちらが右側。

ケーブルは、巻き取り式の延長ケーブルが付属するので便利だ。

 さっそく、スピーカーを取り付けたヘルメットをかぶって、いつもの峠道を登ってきた。台風一過でとてもいい天気だ。それどころか、暑いくらいだ。


実は、別の機材のテストも兼ねていたのだが。それに関しては、後日報告。

 高地なので、気温は、31度と少し涼しいが、それでも、とても涼しいと言う感じではない。

戻ってきてみると、平地では34度だった。3度ほど低かったようだ。

で、ヘルメットのスピーカーだが、全くだめだ。

まず、第1に、音が良くない。音漏れしている感じで、低音がほとんど無い。音楽を聴くのは厳しいと言わざるおえない。3千円以上する製品の音とは思えない。もう少し、ヘルメット内蔵と言うことで、最適化しないとだめだろう。
第2に、耳が痛い。元々、今回のヘルメットは、Lサイズで頭にはきっちりとはまる最適サイズだ。その為に、スピーカーを付けると耳のところが厚くなって耳を圧迫する。耳を圧迫しない様にすると今度は、音が良く聞こえない。結局、耳を圧迫するような感じになってしまい、長く付けていると耳が痛くなってしまって耐えられなかった。

ということで、峠を登ったところで、ヘルメットを脱いで、折角付けたスピーカーをべりべりと外してしまった。そして、いつものイヤフォンにしたら、音はいいし、耳を圧迫しないのでとても快適だった。残念ながら、このスピーカーはお払い箱だ。



また、先日購入したスマホ対応グローブも付けて試したのだが、少し暑いかと思ったが、そうでもなかった。だからといって、今夏用として使っているメッシュタイプに比べるとそれほど涼しいことも無い。でも、おそらく15度を切るような寒さでは役に立たないのでは無いかと思った。
ただ、操作には支障なかったし、やや、だぶついた感じに見えたが、それも影響なかった。問題があるとすれば、手が汗をかくと革のためか手に張り付いて、脱ぎにくくなることぐらいだ。急いで脱がないといけない/着けないといけない状況では、いらいらするかもしれない。通常は、そんなに頻繁に着けたり外したりするモノでも無いので、大丈夫だろう。

ジェンマは、3週間以上エンジンもかけていないので、カバーを剥いで、エンジンだけはかけた。

 いままで、一発でかかっていたのに、今回は一発でかからなかった。メーターを見ると、前回ガソリンを入れてから、20キロしか走っていない。もう少し乗らないとまずい。

 そのときに、なんとなく、ジェンマのリアボックスの搭載ベースを見ていたら....

 INAZUMAに付けたGIVIのものと似ていないこともないなぁ。と思った。

それで、試しにジェンマにつけているリアボックスを、INAZUMAのGIVIのベースに載せてみたところ...
 やや、取り付けに力がいるが、なんと取り付けできてしまった。もともと、この低価格なリアボックスは、GIVIのE460シリーズとそっくりさんなので購入したのだが、取り付けベースは非互換という話だったはずだ。

ちなみに、これがGIVIのE460だ。この製品も、ストップランプ対応だが、GIVIの製品は、取り付けベースに接点があって、ボックスに配線しなくてもストップランプが使えるのが利点だが、互換品の悲しさで、そのような機構は無く、ストップランプを付けるにはリアボックスの配線に直づけで配線しなくてはならないのだ。

まさか、ベースに互換性があったなんて。これがわかっていれば、INAZUMA用にリアボックスは購入しなかったのに。

巨大なリアボックスが二つもあるのは、邪魔以外のなにものでも無い。

しかも、GIVI互換を謳う今回購入のAGの製品は、1万1千円もしたのだ。比べて、このデザイン互換のリアボックスは、ベース付きで、8千円もしなかった。

リアボックスの出来は、似たようなモノだ。わたしは、GIVIのリアボックスを実際に使ったことが無いので、その品質の差異に関しては、論評する資格が無い。もしかすると、驚くほどいいのかもしれない。だから高くても人気があるのかもしれない。