2012年10月28日日曜日

SUZUKI INAZUMA 400 大宰府に行った

我が家では、バイクを買ったら3つの神社に行く習わしになっている。INAZUMAでは、宇佐神宮と宗像大社には行っていたが、まだ太宰府天満宮には行っていなかった。そろそろ気温も下がってくるので、行くことにした。

服装は、冬の3シーズン用ジャケットをインナー抜きで着ていった。

温度計を見ると19度。思ったほど寒くない。

それでも、走り始めはINAZUMA特有のクズった感じで吹け上がりが悪い。しかし、エンジンが温まってくると。気持ち良く吹けるようになってくる。吹け上がるときの音は、本当に独特で、どうも調べると吸気音が含まれているようだ。それで、キューンとゴーという音の混じった音がするのだろう。一部ジェット機のような感じもしないではない。でも、その音自体が気持ちいい。

また、いままでの歴代の中華スクーターで太宰府に行くときは、裏道を通って行っていた。空いていれば、信号が少ないのでそこそこ早く行けるが、片側1車線の道がほとんどなので、遅い車がいるとどうしようもない。そのため平均的2時間程度かかっていた。今回は、ナビの言うとおりに、片側2車線の広めの道を走った。

でも、INAZUMAならばこちらが正解だ。基幹道路なのでそこそこ車は多いのだが、INAZUMAならば、その車の間を縫うように追い越していけるので、意外に早く行ける。中華スクーターでは、そこまでの加速が無いので、車を追い越すのはなかなか難しいし、スリリングだった。特に、少しでも登っていると追い越せない。


さて、今回は大宰府駅の駐輪場に止めた。

時計を見るとまだ9時半を回ったところだった。1時間半もかかっていない。かなりのペースだった。

駅前は、意外に広い。
そこで見つけた自販機で、飲物を買うことにした。

「白桃のおいしい水」が安かったので買ったのだが、飲んでみるとほんのりと桃の香りと味がしてなかなかおいしかった。

神社に向かう道の人出はまだ多くない。

また、商店のワンボックスが止まっていたりして、店が開いていないところも多かった。

ここに集まっていたのは、日本人ではなくて、韓国でも中国でもなかった。どうも、スペイン語ではないかと思えたので、もしかするとブラジルだろうか。それにしても、そんな遠くから大宰府に来ているのだろうか。もしかすると、これも、去年の震災の影響か。

中はやはりまばらだ。

さらに人が少ない。

以前ここに来た時には、人だかりだった。そう、今年の3月のツーリングクラブで来た時はそうだった。いまは、ちょうど、閑散期なのだろう。年末から3月くらいまでは、また受験シーズンで多くなるのだろう。

100円のお賽銭を投げて、INAZUMAの安全をお願いした。

ジェンマは、キーホルダーだったが、すでに宇佐神宮で買ったので、500円の交通安全のお守りにした。

上を見ると、意外にいろいろな種類があるのがわかる。でも、学問の神様ということで、それが主体だろう。

いままで入ったことのなかった、奥に入ってみることにした。

奥に建物が見える。

近寄ってみると、歴史館だった。入っている人もいなかったので、今回はパスさせてもらった。

ぐるっと回ると、こちらはさらに人影が少ない。

右を見たら、なにやら巫女さんのような感じの二人がいた。
すぐ近くに、本物の巫女さんらしい女性と、男二人がいる。最初の巫女さんかと思った二人組と男二人組はどうも知り合いらしい。もしかすると、よくある仮装なのかもしれない。素振りがいかにも一般人だ。それにくらべて、手前の女性は、いかにもしっかりした動きで、こちらはおそらく本物の巫女さんだろう。

こちらの裏を通って戻った。ほんとうに人がいない。

戻ると、ちょうど10時だ。気温は26度まで上がっていて、冬用のジャケットはインナーが付いていないとはいえ、メッシュじゃないので暑い。

買ったお守りは、
書類入れに入れておいた。宗像のお守りと一緒なのでケンカしないといいが。

それから、ちょっと確認したいことがあって、博多駅まで行った。大宰府までは、そんなに混んでいる感じもなかったが、博多駅に向かう道は、片側2車線でも渋滞がひどい。信号も多すぎたろう。

で、何か見たかったかというと、博多駅の線路下に新たにできたバイク用駐輪場だ。場所と、混み具合を見てみたっかたのだ。駐車料金は、1時間100円で最大500円とのこと。まあ、良心的ではないか。もう少し安いといいのだが。おなじ新幹線が止まる小倉駅では、150円で大型自動二輪が止められるので、それに比べるとかなり高い。でも、車に比べると安いだろう。

なかも、少し見てみたが、意外に止めているバイクは多くなく、これなら余裕で止められそうだ。ただ、中のバイクにカッパを被せたものが有った。昨日から止めているのだろうか。


帰りも、一般道を通って帰るつもりだったが、あまりの渋滞に嫌気がさして、高速を通って帰った。とにかく福岡市内は渋滞ばかりで、たまらない。しかも、道もそんなに広くないので、すり抜けもなかなか難しいのだ。

ということで、3社巡りも終わった。これが終わる前に、四国ツーリングとか、タンデムツーリングとかいろいろ行ってしまっていたが、何事もなくてよかった。

他の400ccに比べて遅いほうだとしても、いままでのバイクに比べるとかなりの馬力なので気を付けて乗らないといれないが、加速がマイルドなので私には本当に合っているバイクだ。

壊れないで長く乗れるといいが。足回りは若干心配な感じなのだが、エンジンは温まれば本当に気持ち良く(マイルドに)吹けあがるので満足感が高い。もともと、購入した時に左リアのショックがオイル漏れしていたように、INAZUMAの足回りは、やや壊れやすいようだ。リアは、まだ素人でも比較的簡単に交換できるが、フロントとなるとかなり厄介だ。Bandit250に比べると新しいとはいえ、10年落ちなので部品も在庫切れになっているものもあると聞く。

まあ、どうしようもなければ、また、別のバイクを見つくろうことになるだろう。とはいっても、おそらく2年は大丈夫だろうと楽観視しているのだが。