2012年12月25日火曜日

FUJIFILM REAL 3D W3 3Dカメラは面白い

前週末は3連休だったが、残念ながら私は1日しか休みか無かった。年の瀬も押し迫って忙しい。しかも、1日の休みも自宅でノンビリとはしておられない状態だった。

別に、ブログの更新が出来ない理由をここでくどくど書くつもりはないのだが、忙しいのは仕方ない。そして、さらにそれに拍車をかけたことがあるのだが、それはまた今度。

さて、実はまたカメラを購入した。以前から気になっていたカメラがあり、カメラ店に行くと触っていたのだが、高くて手が出なかった。それが、最近になって信じられない価格になってきたので、購入した次第。それが、フジフィルムのREAL 3D W3だ。

3Dカメラの先駆けとして、そして2代目として貴重なカメラだが、3Dが液晶テレビとともになんとなく流行らなかったようで、5万円ほどしたものが1万4千円程度になっている。すでに生産終了商品で、残念ながら後継機も出ないようだ。他にも3Dが撮れるカメラはあるが、撮ったものを3Dで見れるカメラはこれだけではなかったか。

まあ、私とすればそれがこうして入手できたのだから良かったのだが。

パッケージは、かなり小さい。

中身は、この4つに、取説とソフトウェアのCDが1枚とストラップだ。

液晶画面側は、以外に普通だ。最近流行の液晶が大きくてボタン類が端に追いやられている。上のダイヤルはモード切替で、下の丸いのは十字キーだ。ボタンは少ないほうだろう。

この普通に見える液晶が実は3D表示対応なのだ。

上側は、左から、3Dの調整レバー、その右横が赤外線通信用ランプ、右にあるのが、シャッターで、その回りがズームレバーになっている。この赤外線は、3D対応の機器との写真の転送に使う物だ。

下面。三脚穴は金属製だ。
下面の真ん中をスライドさせると開くようになっており、バッテリーとSDメディアスロットが現れる。
前面は、スライド式になっていて、撮影開始時には下にスライドする。

バッテリー充電器。ちなみにバッテリーは、NP-50だ。

よく見ると、充電には6つの端子があり、NP-50とNP-40の2つのタイプのバッテリーを充電出来るようになってるいる。私の所有しているFinePix Z37やFinPix XP10のバッテリーも充電出来る。

液晶が普通の物では無いので、保護のために専用の保護フィルムを買ってきた。

貼り付けた。タッチ液晶では無いが、とにかく液晶がツルピカなので指紋が付きやすく非常に目立つ。

電源ボタンは無く、スライドシャッターを下に押し下げると、電源が入るようになっている。

起動するとこのようにロゴが表示される。そして、撮影モードになる。起動はどちらかというと遅い方だ。

下の2枚を見比べて欲しい。実は、Fine Pix REAL 3D W3に撮影した画像(植物)を表示させている画面を別のカメラで撮ったものだが、少しカメラを左右にずらすとこのように違った映像が見える。この視差を利用して3D表示している。


傷が入りやすい感じで、そのままで持ち運ぶ気になれないので、ケースを購入してきた。純正のケースも出ているのだが、何せ4千円以上もするので、この安いものにした。約1,000円とリーズナブルだ。

サイズもぴったりだ。

裏には、カラビナとベルト通しが付いている。

3つのジッパーが付いていて、上の写真では、右がカメラが入ると※、2つめが小物入れ。左がポケットになっている。通常はここにメリーカードをいれればいいだろう。
真ん中の所には、カメラを磨く布をいれておくことにした。これで、やや厚すぎてカメラが踊ってしまうのを防ぐ意味もある。

ジッパーは、とがってはいないが、硬そうな素材だ。カメラを傷つけないか少し心配だ。カメラ用のバッグなのだから、そのように点は気にして欲しい物だ。何かうまく締められて、カメラに傷を付けないような機構を考えてほしいものだ。

実際にカメラを入れて見た。あつらえたかのようにぴったりだった。真ん中に入れた布がスペーサーになっていいあんばいだ。


やや、膨らみ過ぎな雰囲気だが、もともとカメラ自体がそんなに小さいわけでは無いので、これくらいのサイズがあった方が、落下の衝撃を吸収してくれそうだ。

良い物を低価格で入手できた。年末年始は色々と出かける機会が多く、写真を撮ることが多い。今年は、これで撮ることにしよう。なお、3Dで撮影しても、2DのJPGと、3D専用の2つのファイルが生成されるように設定できるので、普通のデジカメ写真としてももちろん大丈夫だ。