2013年5月18日土曜日

宮崎鹿児島一泊ツーリング 1日目

写真の整理も終わったので、ツーリングクラブの方を先に書きたいと思う。

古賀SAに、7時半に集合だ。私は7時に出てやってきたが、すでに殆ど集まっていた。最近集合が早い。天気は曇っていて、あまりよくなさそうだ。それでも、予報ではだいぶ雨だったので、降らないだけましだ。
集合が早かったので、8時出発予定だったが7時40分過ぎには出発となった。しかし、走り出して間もなく雨が降り出した。合羽を着るほどではないのだが、カメラに水滴が付く程度には降っていた。ただ、Bandit 1250Sはカウルが付いているので、あまり雨には濡れないので助かった。

しかし、日も照らず雨も降るとなると少し肌寒かった。服装も迷ったが、メッシュジャケットに付属の防水インナーを取り付けて、さらに安物のウインドブレーカーを着て行った。下は、Gパンだ。ヘルメットは、ZENITHのジェット型にした。明日は、予報では真夏の暑さになりそうだったので、暑くても大丈夫な服装にした。ただ、高速で走行風を受けても大丈夫か少し心配していたが全く問題なかった。やはりカウルがついていると走行風の影響はかなり低減されるものだ。

なんと、こんな天気にもかかわらず、高速では皆元気でフリーランを楽しんていた。私も、取り付けたリミッター解除がちゃんと機能しているのを確認できた。余計なものは無いのがやはりいい。

そんな走りと言う事もあるし、パニヤケースを付けて行ったので風の影響が大きいのだろう、燃費はあまりよくない。でも、走行そのものには全くパニヤケースが付いていることを忘れるくらい軽快なのだが。

そして、予定の北熊本SAで1回目の休憩となった。

まだ150キロ程度しか走っていなかったが、給油した。燃費は、思ったほど悪くなく16.2km/lだった。これなら250キロ程度は大丈夫そうだ。

ここで、なかまのバイクのウインカーが折れているのを発見した。バイクはZX-9で、フルカウルのツアラータイプなのだが、もう15年選手で、樹脂が劣化して振動で折れてしまったらしい。

みんなで、割りばしもらって来たり、ガムテープをもらって来たり、持ってきた結束バンドなどでよってたかって修理した。何しろ高速なので途中で外れると厄介なことになる。念には念を入れてだ。そうこうしていたために、やや出発が遅くなった。しかも、小康状態だった雨が少し降り出していた。

そこからは、以前よりも雨は量が増えていた。途中で合羽を着たものもいた。


 そして、次の予定地山江SAに到着した。ここで給油の予定だったが、なんとスタンドがつぶれていた。FCRなどのキャブを付けているものやタンクの小さなものなど120キロ程度の航続距離しかないバイクもある。リザーブにしたというバイクが数台いて、これはまずい。すぐに、検索して、人吉IC近くにスタンドがあるのを確認した。

山江SAから人吉ICまではそう遠くないので、 なんとか燃料が持った。

 すぐにスタンドに入った。

まだ半分程度燃料があったが、ここからは宮崎市内まで九州を横断することになり、山中も走ることからほとんどのバイクが給油した。ここでの燃費は、飛ばしすぎたためか15km/lと最も悪かった。

そして、雨は止むどころかひどくなるばかりだ。しかも、一般道では水たまりも多く、スボンがびっしょり濡れたものもいた。ペースも思ったほど上がらなかった。山中のグネグネした道を雨の中では、ペースも上がりようがない。その為、宮崎市内に着いたのは予定より2時間近く遅くなっていた。


 昼食は、有名どころということで、おぐら瀬頭店だ。チキン南蛮で有名なお店だ。

それ以外にもたくさんのメニューがあった。

せっかく撮ったが手振れしてしまった。色々あるが、もともとチキン南蛮で有名ということでやってきたので、殆どのものがそれを頼んだ。価格もリーズナブルだし。

これが、そのチキン南蛮だ。これにライスが付く。チキンそのものも、かけてあるソースも、かなりうまい。お勧めだ。また食べたくなった。

が、時計を見るともう3時近い。夕食が入らなくなることを恐れて、ライスは半分残すことにした。

雨は、昼過ぎから完全に止んだ。出発は3時を回っていた。気温はすでに27度と、もう暑いので、インナーもはずし、上に来ていたウインドブレーカーも脱いだ。これでちょうどいい感じだった。

後は宮崎市内から海岸線に沿って南下していく。町中なのでクルマの量も多く、ペースはゆっくりだ。

サンメッセ日南も予定のコースだったのだが、入場料が700円も取られると事もあり、時間も押していることもありで、やめることにした。

そして、次は鵜戸神宮に来た。

立派な建物だ。

ずく横は海で、ごろごろした岩がありいい景観だった。

本殿はこの橋を渡って降りたところの岩の中にある。通常神殿は高い位置にあるのが普通だが、ここは下っていて珍しい。

下を見ると、なかなかの景色だ。

よく見ると、大きな丸い岩があり、1つの岩に縄が掛けてある。その真ん中にくぼみがあり、運玉といわれる素焼きの球を投げて、そこに入るとご利益があると言われている。

振り返ると、洞窟の様になった巨大な岩の裂け目があり、

そこに、本殿がある。岩の中とあって建物はそう大きくない。
そして、出口近くに、100円で運玉5個を売っていた。早速購入して投げてみることにした。なんでも、昔は硬貨を投げていたらしいが、そのお金を取ろうと降りていく輩が後を絶たないので、近所の小学校のアイデアでこのような運玉に変わったらしい。いまもその小学校で運玉を作っているかは定かではないが。

男は左手で投げ、女は右手て投げるとある。何人か投げていたが、意外に入るものだ。写真を撮っていなかったので、他の方のブログの写真を勝手に記載させていただくが、意外に距離がある。左手で投げるのは、男の場合、力(りき)みが入らずに入りやすいのかもしれない。

私も、1個がど真ん中に入り、歓声を上げた。

そこを出たら、後は宿に行くだけだが、その前にコンビニに寄った。

そこで、お酒や、ワイン、ビール、ソフトドリンク、つまみなどを購入した。荷物のたくさん積める私のバイクにも、ビールをサイドケースに、瓶などはバッグにつめてリアシートに括り付けた。

そして、今日最後の給油だ。低速な一般道だったこともあり、燃費は一番良く18.3km/lだった。

そして、ひたすら都井岬の国民宿舎まで走ったが、すでにかなり遅くなってしまっていて、薄暗くなってきた。そして、やっと到着。都井岬への道は、ワインディングロードでとても走りやすく楽しい道だった。

駐車場は、下が土となっていて、バイクには厳しいのだが、なんと管理人の心遣いで、穴を一定間隔で彫ってあり、そこにセメントを流し込んであった。そこにサイドスタンドを立てると安定して止められると言う訳だ。心憎いサービスで驚いた。
画面中央に二つほど四角く、セメントが落としてあるのが分かるだろうか。

夕食もおじさんにはとてもおいしく感じられた。20代は一人しかおらず、後は40以上のおっさんとおばさんなので、こういう食事が一番いい。なんと、伊勢海老までついてリッチな気分だ。

「今日一日お疲れー!」とビールで乾杯だ。大勢で走って、こうして楽しく宿でくつろげるのは、マスツーの醍醐味だ。

宿の風呂は、小さくて2,3人しか一度に入れなかったので、時間も遅かったこともあり夕食後に私はゆっくりと入らせてもらった。しかし、部屋数は10以上ありそうなのに、どうして風呂がこんなに小さいのかはよくわからない。

そして、夕食後も買いこんだ酒やつまみで集まってワイワイガヤガヤしていたのは当然なことだ。これがまた楽しいのだ。今回は、入ったばかりの人も何人かいたので、全員で自己紹介をしたのだが、それだけで2時間くらいかかった。何せ一癖も二癖もある人たちなので、突っ込みどころ満載なのだ。

遅い人たちは2時半頃までやっていたらしい。今回は貸切だったので、どれだけ騒いでも迷惑をかけることがなかったのが良かった。今回の参加は14名だった。これくらい集まると宿も貸切になるのでいい。