2013年6月26日水曜日

SUZUKI Bandit 1250S エンジンガードの対策

ギヤシフトのトラブルではエンジンガードが問題だった。なんとかナットを挟むことでシフトレバーに当たらないようにする対策を行ったが、柔らかいアルミ製のエンジンガードなので再び転倒すると曲がってしまう可能性を感じる。しかも、直接エンジンカバーにエンジンガードが接触してしまう感じもした。そこで、何かはさむことにした。
実は、右側のエンジンガードを見ると..

もともと、このようにゴムがはさんであるのが分かる。これにより、エンジンガードが直接エンジンカバーに接触しないようになっているのだ。おそらく左側もついていたのだろうが、欠落したのだろう。

こういう時の100均頼みではないが、探し回ってこんなものを購入してきた。小型のドアストッパーだ。ドアには思いもしない程の強大な力が加わるものだが、それをこの小さなストッパーが耐えるのだろうから、それ相当の強度があるだろうと踏んでの選択だ。

取り出して見ると、材質はゴム製だった。穴が開いていることで、やや強度が心配ではあるが厚さがあるのでつぶれればそこそこ使えるのではないか。

こんな感じかと直接入れてみたが、全く入らない。

一旦エンジンガードを外してみた。

すると、もともとゴムのブロックが付いていたであろう場所に跡が残っていた。

ここに、両面テープでストッパーを固定した。実はこの後、接触面が良くないので、左右を入れ替えることにした。

そして、エンジンガードを取り付けた。このおかげで、エンジンガードが浮いてしまってボルトがネジまで届きにくくなり取り付けはやや難儀したが、なんとか取り付けできた。ストッパーは完全にぶれてしまっている。これならば、そこそこの荷重がエンジンガードにかかってもここで支えて、エンジン自体に直接接触することもないだろうし、シフトレバーに接触する取り付け部分の曲がりも抑えられる感じがする。

まあ、あまり転倒したくはないので、気を付けていきたいと思うが、やはりエンジンガードが有るとバイクが完全に横倒しにならず、起こしやすくなるという大きな効果もあるため、こんな問題があっても、エンジンガードを取り外してしまうという事は考えられない。

もちろん、新品を購入すればこんな問題もないのかもしれないが、まがりなりにもすでにあって、まだ使えるのに交換するのは心情的に実行できない。もったいない精神だ。

私は、新品を大切に乗るのもいい事だと思うが、ある程度こんな感じの傷物の方が、心的負担が無くてよい。低価格でよいバイクが購入できたと思っている。というのも、機関が正常で比較的新しく、元気だからだ。これが、調子が今一つだとこんな感じには思えないだろう。考えてみれば、自動車も最近まで新車ばかりを乗り継いできたが、ここにきて中古車にしているが、機関が問題ないと外観がどうかとか、あまり気にならなくなってきた。乗っていれば、外観など見えないのだし。もともと外観がきれいでもないので、少々こすっても全く気にならないし。

意外に中古車というものはいいなぁと最近思っている。