2013年12月11日水曜日

雲海

今日は、東京への出張だった。当然ながら、移動は飛行機となる。

最近は、飛行機に乗り込んで座席に座って飛行機が動き出すと途端に眠くなってしまうのだ。

あまり飛行機に乗ったことが無かった頃は、窓に貼り付いて景色を眺めて全く退屈だとは思わなかった。しかし、あまり飛行機に乗らない人には悪いが、毎月飛行機に乗っていると町でバスに乗るのと同じになってきて、単なる移動の退屈きわまりない時間になっていた。

今日も、いつものように飛行機が動き出すとまぶたが重たくなり、離陸する振動がゆりかごの様に気持ちよくなってウトウトして意識が遠くなる。

ところが、今日はなぜか到着するだいぶ前に目が覚めた。右の窓側に座っていたので、日が差し込んでとてもまぶしかったのだ。飛行機に乗ったときには、雨が降っていて、肌寒かったのに。

そして、窓の外を見ると、関東は晴れの予報だったはずだが、下は真っ白だった。




飛行機が移動すると、刻一刻と変化していくその景色に思わず見入ってしまった。

羽田は曇りだった。でも、都内に入ると日が照ってきた。

今日の出張は、こんな綺麗な雲海が見れたので少しだけ気持ちが明るくなった。