2014年6月30日月曜日

SUZUKI Bandit 1250S ラピュタの道を走るぞツーリング

梅雨の晴れ間に突然行くことになったツーリング。

今日は、有名な阿蘇の外輪山にある「ラピュタの道」に行くことになった。

 集合場所に向かう途中、まだ7時半頃なので気温はそう高くない。

道の駅ひこさんに到着。8時前だ。

ここ1週間は天気が悪かったが、今日はいい天気だ。週末の晴れも久しぶりだ。


集合場所までBandit 1250Sは不安定だった。というのも、2週間ぶりにタイヤを見てみたら、茶色く変色していた。そのためかどうかはわからないが、とにかく足下が安定しなかったし、エンジンも何か膜が張ったような、つかみ所の無い感じだった。

ここまで走ってやっとセンター部分の茶色が取れて本来の黒いタイヤになってきていた。

ここを8時過ぎに出発。ひたすら南下する。


途中で、ガソリン補給。KAWASAKI W650のkatu氏が病み上がりで、給油していなかったとのこと。S氏ことすぎやんのCB1100もタンクが小さめなのでここで給油した。私は満タンにしていたので入れなかった。

そこからさらに南下。211号線に向かう。

そして、日田を抜けて212号線を走る。気持ちいい。だいぶBandit 1250Sも調子が出てきた。特にエンジンが軽く回るようになり、低回転でも力強くなってきたため、ほとんど6速で走った。

 そして「しもうけ茶屋」でトイレ休憩。

奥の建物が茶屋だが、開いてなさそうだった。

 駐車場の奥を見ると、ダムが見える。散歩に良さそうな歩道もある。が、人影は全くなかった。


そして、先に昼食を取ることになった。昼食は、有名店「いまきん食堂」だ。行列のできる店として有名だそうなのだが、開店が11時とのこと。到着が10時過ぎだった。まだ早いかと思ったのだが...

すでに行列ができていてびっくり。

そのためだろう、10時半には営業を開始してくれたが、それでも、入りきれずに30分ほど待たされた。結局、11時入店となったので計画通りではあった。

 これが、店の全景だ。

すでに順番待ちの受付がすんでいるので、大体の入店予定時刻と番号を言われるので、近所をウインドウショッピングなどで時間をつぶす為に散らばっていった。待っている間にも次々と客が来て2時間以上待ちと言われて諦めた人もいた。バイクで来る客も多かった。

注文は、もちろん「あか牛丼」。1,200円とあるが、税抜き価格だ。実際の支払額は、1,296円だった。

やってきた。肉は、ミディアムレアで中が少し赤い。温泉卵がのっている。肉の下には、野菜と味噌があり、一番下にご飯だ。これらを混ぜて食すが、色々な味がして本当にいい味を出している。

思わず、肉をヘラのようにして一粒残さず完食した。本当にうまい。おすすめだ。

ここで、タイヤを見ると、左右もほとんど茶色の変色した表面が取れて、安定したグリップ示すようになっていた。このタイヤだけかもしれないし、あまりタイヤそのものを洗ったこともなかったので、そのためかはわからないが、2ヶ月も放置しているとあのようになるのだ。

そして、お待ちかねの「ラピュタの道」を下から上がっていくことになった。登り初めてすぐにある休憩所でいったん止まって、下から景色を堪能。すでにすばらしい。

そして、さらに登っていったところでバイクを止めた。

ここは、やや道が細い。車で離合は難しいだろう。特に道路の脇が溝になっているので、特にバイクは気をつけねばならないだろう。草が覆い被さって見えないところもある。こんなところで、車同士の離合はかなりリスキーだ。脱輪の危険性も高く、実際脱輪したという話も聞く。


止まった理由は、この木の生えた岩だ。

何とも不思議な、別世界に入り込んだような景色だ。

横を見ると、走ってきた道が見える。

そして、「ラピュタの道」で最も有名な、コーナーだ。

綺麗に舗装されてた。おそらくつい最近工事したのだろう。車が入らないようにポールが立ててあるが、バイクを止めるのには都合がいい。これならば、バイクがたくさん来ても、道路を塞がなくてすむ。以前は、こんな坂なのに砂利道だったとのことなので、バイクを止めるのは難しかっただろう。

すぎやんのCB1100を撮る。いいじゃないか。

このコーナーが有名になったからか、バイク乗りたちが集まってきて「ラピュタの道」と呼ばれるようになり、ガードレールの外に ごろん とある大きな岩に、

だれが書いたのか「名所 ラピュタの道」と刻まれている。書いたのは絵心のある人なのだろう。まるで作られたように見えるが、いわば落書きの一種だ。

そして、ここを有名にしている景観がこれだ。

その右には、登ってきた道が尾根に沿ってぐるぐると回っているのが見える。

かなりの高さを登っているのに、このくねくねとした道のおかげでたいして坂だと思わずに上がってこれるのだ。

もちろん、道は細いし、荒れているところもあるので、気持ちよく走ると言う道とでは無く、慎重にゆっくりと上がる必要がある。

十分に堪能してから、ミルクロード側の入り口まで上がったが、そこは車やバイクがたくさん止まっていて、そこでさらに別の角度から全体を見下ろすことはできずに、通り過ぎた。

後はひたすら戻るだけだ。

実は、有名な三愛レストハウスにも止まったことが無かったので、立ち寄った。


珍しい、メグロが私の横に止まった。3人で思わず見とれてしまった。実は、この後ろにもたくさんのバイクが止まっていて、その数にびっくりした。

店舗の前で、ソフトクリームが売っていたので、

当然ながら、食してみたが。まぁ、普通のソフトだった。値段の割には小ぶりか。ちなみに300円だった。

そこから、ファームロードをひた走り、戻った。

出発した、道の駅ひこさんで解散となった。

帰宅したら、5時半だった。それでもまだ30度を指していた。

「ラピュタの道」の外輪山を走っている時には、涼しかったが、平地に降りると、気温は29度程だが、湿度が高いためかとにかく暑かった。まだまだ体が暑さに慣れていないせいか、少しばてた。

結局320キロほど走った。正直に言って、300キロを超えての無給油走行は心配だったが、意外に燃料計が下がらないので、結局自宅近くまで戻って、いつもの激安店で給油した。

ゴールデンウィークの四国ツーリングでハイオクを入れていたからかはわからないが、燃費は、とても良くて20.5km/l走っていた。

だが、今回はガソリンの高騰もありレギュラーを給油することにした。次のツーリングで燃費が変化するか確認してみよう。