青島から、鵜戸神宮までは家内が運転する事になった。実は、モビリオを運転するのは初めてだ。
出発して、220号線を南下して海岸にでた。すると、なんだか霞んでいる。霧のような感じだ。だが、霧が出るような状態では無い。おそらくだが、台風の影響で海が荒れており、その波しぶきが霧のようになっているのではないかと思う。
途中で、取り締まりを発見。でも、探知機は無反応。このうしろはガードレールで車を止めるところも無いので、機材のテストでもしていたのだろう。
そして、鵜戸神宮へ右折。
と思ったら、通行止めになっていた。
仕方ないので、南側まで行って入るつもりが、旗持ったおじさんに見とれていたら、入り口を通り超してしまった。
家内はUターンできないというので、少し先で止めて運転を家内から代わってUターンして鵜戸神宮への道に入った。
少し走ると、右手に赤い鳥居が見えてくるので右折する。
細いくねくねした道を進んでいくと、突端に駐車場が見えてきた。ここが、鵜戸神宮だ。
車を一番鳥居に近いところに止めた。
鳥居をくぐったらすぐに、左手に土産屋があるのだが、そのおばさんが暑いのでどうぞと、半分凍ったウェットテェッシュをくれた。とても気持ちいい。
帰りに何か買おうという気になる。実際に買ったが。
先に進むと、赤い門が見えてくる。
右手は海岸で、やや波が高かった。
階段を下りていくと、左手に洞窟が見えてきて、それが本殿となっている。
そして、右手には、有名な運玉を投げる所になっている。黄色の線のように投げて、亀のように見える岩の背中に開いた穴に入れば御利益があるのだ。
これがその亀石。
こちらが、本殿だ。
さっそく、運玉5個を100円で購入して、投げてみる。1個目から4個目までかすりもしない。
しかし、最後の5つ目がなんとど真ん中に命中した。穴に貯まった水にポチャンと水柱が立っているのが見えるだろうか。親父の面目を守れて良かった。
確か昨年も最後の1個が入った気がした。
そして、そこからは、宿のある都井岬に向かう。ここでも、海岸線を走ると、霞が見えた。
やはり、台風のせいだろう。かなり波が高かった。
そして、1時間以上走ってやっと、都井岬の門までやってきた。野生の馬が保護地区から出ないように門を閉じている。もちろん昼間は、小屋に人がいて保護協力金名目で100円徴収している。しかし、5時を過ぎると門を自分で開けて、通ったらまた元のように閉めて中に入るのだ。
去年よりも早めに到着したので、まだ明るくて景色を堪能できた。
そして、都井岬の国民宿舎に到着した。
予約したのは海の見える部屋だ。
確かに、奥の窓から海が見えた。良い眺めだ。風呂は、男女それぞれ向けに2つ有った。
聞くと、今日の泊まり客は、我が家だけとのこと。のんびりできた。
夕食だ。思わず風呂上がりなのでビールをいただいた。下戸だが、1杯目のビールはうまいと思う。勢いで3杯のんで真っ赤になってしまった。
へやに戻ると、布団が敷いてあった。酔っ払ってしまって早めに寝てしまった。
そのために、深夜になって目が覚めてしまった。窓から、月が見えた。波の音しか聞こえない。
また、布団に入って朝まで寝てしまった。
今日1日で450km以上走った。こんなに遠くまで車で来たのは初めてだ。たまには良いものだ。