8月30日(土曜)に、クシタニのツーリングサポートイベントが熊本の三愛レストハウスで行われた。そこで、KTMの試乗会があるというので、参加してきた。試乗の詳細は、1台ずつ記することにして、今回はツーリングについて記したい。
朝、5時半頃。路面は濡れているが、雲は薄くなってきていて、天気予報は怪しかったが、なんとかなりそうだ。
今日は、すぎやんと二人でのツーリングだ。彼は事情でスクーターとなっている。
少し走ると、日が出てきた。天気は大丈夫そうだ。朝の天気予報では、福岡は曇りだった。しかし、目的地の熊本は、あまり良くなくて小雨の予報だ。
いつもの、アグリラインを走る。ペースがよくわからないので、スクーターに先に走ってもらったのだが、ZZR250の出だしはあまり良くないので、発進で置いて行かれて慌てた。意外に125ccだと馬鹿にしていたが速い。
アクリラインから山国川の手前で右折して、16号線、212号線と走った。
そして、道の駅やまくにで一休み。ここまでで1時間半以上かかっている。
後ろに止まっている車は中途半端な所にあるが、左前輪がパンクしているようだった。ドライバーは女性だった。たとえパンクだとしても、枠内に止めることはできるだろうと思われるのに、こんな止め方をしているということは全く動けない状態なのかもしれない。
後で、修理工場の人らしき白いつなぎを来た人が見に来ていた。
そこから、45号線、210号線、40号線と走った。
朝の6時前から走って、8時50分前にやっと三愛レストハウスに到着だ。意外に遠い。
人で溢れかえっているかと思ったが、雨の予報からか意外に止まっているバイクは少なかった。もちろん人気もなかった。
KTMのテント。
すでに試乗車が準備されていた。
左からスーハーデューク、RC8R、690デューク、390デューク、見えないが、その右に200デューク、125デュークと並んでいた。
さっそく試乗を申し込んだが、すでに9時の回は一杯だったので、9時15分に予約した。
これとは、別に、ロイヤルエンフィールドのCLASSIC 500と、コンチネンタル500GTも展示してあった。試乗も可能だったが、時間の関係で乗らなかった。
クシタニのテントでは、無料のパンフと、あまりクシタニとは関係ないお土産を売っていた。お土産を買うとガラポン抽選器を1回回せるというので試したが、二人とも外れだった。
ちなみに1等は、10万円分のサンフラワー乗船券との事。
そして、コーヒーブレークというだけ有って、コーヒーも振る舞われた。
しかし、折角クシタニのイベントなのに、試着はおろか、製品は全く無いというのもよくわからない。製品を並べておけば、買う人もいただろうに。商売っ気が無い。唯一有ったパンフレットはしっかりもらってきた。
それでも、昼に近くなるにつれて人が増えて、試乗もなかなか回らなくなり、最後の4車種目に乗ったときには、すでに11時半を回っていた。
幸いにも、空は曇っていたが、ほとんど雨も降らず、時には日も照っていた。
KTMの主なものは試乗したので、会場を後にして昼食を取りに行くことにした。
今日は、この店にした。
辻の茶屋という食事処だ。
あまり人はいなかった。天気予報もあまり良くなかったからかもしれない。
メニューだ。
結局二人で、山菜そばにした。薄味だったが、まあまあだった。
次は、温泉に行った。
これは、温泉名では無くてディスプレイだろうか。
こちらが、実際の温泉の入り口。
奥の湯が温泉名だ。入浴料は500円だった。
これが、内風呂。
そして、奥のドアを出ると、露天に出られる。なんと混浴だと。期待していたが残念ながら、入ってきたのはおっさんだけだった。
なかなか広い。気持ちいい。
横には川が流れている。奥には、滝もある。最初は貸し切り状態だった。
その上には、洞窟風呂がある。
こんな感じの洞穴みたいな風呂だ。
そこからの外の眺め。
そして、3つめの川風呂。
半分川にせり出している風呂だ。より解放的だ。
ほんとうに、すぐ横は川だ。その気になれば、降りていける。
これで500円というのは、かなり良いのではないか。おすすめだ。
のんびりしていたら、雨が降り出して慌ててナビやタンクバックをリアボックスに投げ込んで走り出した。
そうしたら、すぐに雨は止んで青空も見えてきた。
先日も走ったが、ここでファームロードを走った。ここでは、バイクを交換して走った。先を走っているはずのZZR250の友人は、全く見えない。
あれだけ、速いと思っていたスクーターだが、上り坂では本当に吹けない。もう、アクセルは全開状態で、手首が痛くなりそうだ。
峠の頂上で、彼は待っていた。やっと着いたわたしだ。
それから、また、行きに寄った道の駅やまくにに寄った。
驚いたことに、行きに見たパンクと思われた車がいて、修理工場の人が来ていた。パンクしたまま走って、足回りが故障したのかもしれない。単なるパンクなら何時間も修理にかかるというのは考えられない。
実は、ここでZZR250のリアボックスに鞄を仕舞おうとして触ったら、ZZR250が転倒してしまった。どうも、止めたときにサイドスタンドがちゃんとかかっていなかったようだ。
一人じゃ無かったのが幸いで、すぐに起こすことができた。
ちょっと見たらそう被害も無かったようようだった。
ただ、カメラをセットしようとしたら、ネジが無くなっていた。これで2つめだ。このネジはすぐに取れてしまう。2千円近くするのに。がっかりだ。
そこで、ホームセンターに寄ってネジを色々と探したら、これをすぎやんが見つけてくれた。安くて、手で締めやすそう。値段も安い。これを買ってみることにした。
実物はこんなものだ。購入するときに、ネジが合うか確認しておいた。
さっそく、取り付けてみた。なかなか良い感じ。ちょっと目立ちすぎるが。これで、また無くなっても、これを買えばいいので安心だ。白い取っ手部分が大きいので、いままでのものより強く締めることができる。思ったよりも良かった。
やっと、帰り着いた。すでに日が沈んでいる。長い1日だった。
帰宅して、バイクを調べると転倒の被害は意外に大きかった。
左のバックミラーの端がかなり削れていた。
左のエンジンカバーに傷が。
マフラーにも。
そして、ハンドルグリップエンドにも傷が付いていた。
実は、帰りに何となくリアボックスがぱたぱたと揺れるのを感じていた。
それで、調べてみたら...
なんと、リアキャリアの取り付け部分が切れていた。なんとか付いているが、完全に切れるのも時間の問題だ。これも、転倒してから振動が大きくなったのでおそらく、そのときに切れたのだろう。が、リアボックスの側面には傷らしきものも無い。ただ、リアボックスには沢山荷物をいれていたので、転倒の際にその重さが負荷となったのだろう。
それにしても、かなりがっちりしたキャリアでスーパーカブの様だと思っていたのに意外にそうでもなかった。見てくれだけだったのだろうか。
がっくりだ。このZZR250を購入した理由の一つが、このキャリアだったのだ。それが、こうも簡単に壊れてしまうなんて。
また、タンクプロテクターがちゃんと着かずに浮いてきてしまっていた。これも、わざとかと思えるようなひどいそり方だ。
一度剥いで、パーツクリーナーでタンク表面の油分を取って、ヘアドライヤーで暖めつつ貼り付けなおした。これで、剥がれないようになればいいが。
さて、今回は300キロほど走った。ガソリンはまだ入れていないので燃費はわからない。というのも、エアクリーナーやプラグ、オイル交換などの基本的な消耗品の交換をしておこうと思っているのだ。そのためには、タンクを外す必要があり、できれば軽い方が良い。ただ、ガス欠の心配があったので途中で5リットルほどガソリンを追加している。
これで、購入してから800キロほど走った。だいぶエンジンの調子も上がってきている。いままでで、今回が一番調子が良かったのではないか。トップで4,000回転でのんびり走っていると、だんだんとアクセルのレスポンスが無くなってきて、調子が悪くなるというのが、今回もちょっとあったが、それ以外はかなりトップのままで走れるようになった。
特に今回は、スクーターと一緒だたので、ややペースもおとなしめだったのもあるかもしれない。整備が終わってからガソリンを入れて燃費を確認してみたいが、おそらく、18km/l以上にはなっているのでは無いかと思う。
それでも、Bandit 1280Sとやっと同じくらい。この年式のZZR250で20から25km/lという燃費を報告するユーザもいるので、調子が良ければその程度の燃費は出るのではないかと思われる。それくらいにいく程度に整備できるといいが。このままではやや、燃費の点で魅力が無くなっている。