2014年10月7日火曜日

PRO-BIKER 革のグローブを車で使ってみた

中古で購入したモビリオは大分慣れてきたことも有り調子が良い。

しかし、一つ不満点がある。

それは、ハンドルだ。綺麗に見えるとはいえすでに7万キロ近く走っている車体だ。ハンドルの表面が磨耗してつるつるになっていて滑るのだ。

よく見ると、、マニュアルシフトのプラスボタンの横は大分すり減って、表面のぶつぶつが無くなってきている。全体的には、綺麗だが、それでもつるつると滑って新車の時のような手になじむ感じは無くなってきている。真夏だと汗ばんだ手のひらで滑りにくくなっているが、10月に入ってからは朝方20度を切る日もあり、乾燥して滑りやすくなっているのだ。

それで、先日購入したPRO BIKERの革グローブを付けて運転してみることにした。まあ、バイクに乗る暇も無いので、気分だけでもと軽い気持ちだった。

狭い空間である車の中だと、本物の革を謳うだけにやや臭いがきつい。口コミで臭いがあるという意見が有ったがそのとおりだ。だが、バイクで使う場合は、私ならそう気にはならなかったたろう。臭いがきついと言っても、気分が悪くなるほどではないし。革製品では大なり小なりあるものだ。

さて、使い心地だが、まあまあだ。確かに滑りにくくなる。しかし、やはり車はバイク用のグローではちょっと運転に違和感がある。普段あまり手袋をしない事もあるだろう。

それでも、滑らないことのほうが重要だろう。

ところが...

さて、手袋を脱ごうとしたら、なにやら、またの間に黒いのが多数落ちている。見ると、ズボンにも沢山付いていた。

手袋を見てみたら、なんと、滑り止めに付いていたゴムらしきものが殆ど取れてしまっていた。

こんな感じだ。

これが取れたからと言って、とても滑りやすくなったという感じでも無いのだが、しかし、こうも簡単に取れてしまうのはいかがなものか。

指先も同様だ。

本物の革で、この値段なのだから、大きな期待は抱かない方が賢明だろうな。

フェイクレザーの革状の表面が一気に脱落したことも過去にあったが、この製品はさすがに、本物の(?)革製品らしく、そんなことは無いようだ。

まだ、一度もバイク用として使っていないのに、これでは困ったものだ。まあ、見てくれだけの飾りがとれて良かったと思うことにしよう。