2014年10月29日水曜日

SUZUKI Bandit 1250S を手放してしまった


バイク業者がBandit 1250Sを引き取っていった。

いつものことだが、バイクを手放すというのは、とても寂しい気分になるものだ。今年になって、立て続けに転倒してしまい。Bandit 1250Sの取り回しに自信をなくしてきた。走り出せば、この上ないパワーで楽しいのだが、低速の走行や降りてからの取り回しの事を思うと、気分がブルーになってしまう。

それに対してZZR250はとても軽くて、パワーはないものの逆に取り回しは全く苦にならない。Bandit 1250Sはとにかく乗るまでが大変なのだ。狭い駐輪場から車体を出すだけでイヤになってきていた。

私には、取り扱いの難しい車体なのだろうと思う。その事は私だけでなく、おそらく多数の人がそう思うのではないか。その証として、MT-09などのように高出力だが200kgを切るような軽い車体のバイクが注目されるし、実際に売れている。注文してもいつ納車されるかわからないという人気ぶりだ。

 ああ、Bandit1250Sよ。私には過ぎた体格のバイクだったのだろう。

野太い排気音も忘れない。INAZUMA 400に次いで忘れがたいバイクになった。

写真を見るとわかるが、トップボックスは自家塗装した元のcoocaeで出した。まだうちに来て間もない新型のV50ケースは、さすがに手放せなかった。もともと出す予定ではなかったのだが、いつも突発的にこんな事になってしまう。これも運命なのだろう。

初めての大型バイクで、考えてみれば昨年の3月に私の元に来てたった1年半だった。総走行距離は、9,987km。平均燃費は、17.09km/lと思ったほどよくなかった。ただ、だんだんと燃費が上がってきていた。証拠に、2013年平均は16.3km/l、2014年は18.32km/lだった。今が一番調子が良かったように思う。実際バイク屋でチェックしてもらったが、エンジンは新車と殆ど変わらないパワーがでいると言っていた。

思い出は沢山有る。

去年、そして今年と2回の四国ツーリングに行った。

昨年末の初めての幹事となったマスツー。

今年の長崎など、本当に色々なところに行った。特に長距離は、Bandit 1250Sの独壇場だった。また、次のオーナーの元でその強力なパワーを発揮してくれ。


話は変わるが、今回この重量級のBandit 1250Sを業者がトラックに積むのに大変苦労していたが、そこで使っていたのがこれだ。

バイクシフターだ。

こんな感じで、バイクをリフトアップして、

奥になんとか止めるが、これだけで精一杯で動かせない。そこで出してきたのがバイクシフターだった。

これを後輪に横から押しつけて、タイヤの下に滑り込ませ、足で踏んで軽く持ち上げて押すと、非常に簡単にバイクが滑っていくのだ。

とても便利だ。以前から、駐輪場にバイクを頭から入れて、後で180度回転させて、出口側に向かせていたが、とても大変だったのだ。これが有れば楽だろうと、以前から欲しかったのだが、それなりの値段がするので、どうしたものかと思っていた。購入を決断する前に、その苦労していたBandit 1250Sを手放すことになってしまった。買わなくて良かった。

次のバイクは無いのか?

と思われるだろが、実はすでに考えており、手はずは整いつつある。

納車はまだまだ先だ。

新たな相棒が来たら紹介したい。