それで、オイルを調べて見た。
すると、どうもかなり黒い感じだ。
あらかじめフィルターも買ってあった。YBR250用となると純正は輸入品となり入手が難しくなる。それで、セロー250用のものを使うことにした。同じエンジンということで、流用している人も多いらしい。
しかしこのパッケージ、NC700SのDCTオイルフィルターと同じだ。
だが、さすがに中身は違った。
オイルは、推奨が、20W-40もしくは20W-50と堅め指定だったので、近所のホームセンターで安い鉱物油を買ってきた。以前から使っているものだ。今まで問題になったことはない。2本で1,000円でおつりがいただけるという安さだ。
IXLも当然いれる。オイル量は1.35リットル程度なので、初回は5%だから、70ccを添加することにした。
そして、ドレインボルトも交換する事にした。
ドレインボルトは、エンジンの真下で、フロントのスプロケット近くにある。
しかし、オフロード車の様にセンタースタンドが高い。
リアタイヤもこんなに浮くのだ。
購入直後から、余りにリアタイヤが浮くので、ローダウンキットでも組み込まれているのかと、リンケージを見てみた。
しかし、判断が付かない。
デイトナのローダウンキットは、こんな感じで黒いのだ。だとすると、付いているのは純正なのだろう。たしかに、デイトナでは、ローダウンキットを付けてもサイドスタンドは変える必要は無いが、や立ち気味になるので注意と記載さけていた。私のYBR250はサイドスタンドはそんなに立っておらず、普通に使える。
なので恐らくこれが標準なのだろう。
話が横道にそれたので、オイル交換作業に戻ろう。
ドレインボルトは、17mmだった。下のラチェットだとハンドルが短くて緩まなかったので、上の柄の長いラチェットを使った。
外したドレインボルト。
予想どうり、オイルは墨かと思う程に真っ黒だった。しかも、さらさらだ。もちろん5分ほどアイドリングしてから作業を行った。
オイルを完全に排出するためとオイルを入れたときにクランキングするために、プラグを外しておく。ブラグが簡単にアクセスてきるのは単気筒の大きなメリットだ。プラグの個数も1つで済むし。経済的だ。
オイルが全部出るようにセルを何回か回して完全にオイルが排出するまで待つ。
オイルフィルターのカバーは5mmの六角ネジだった。
3つ付いているのですべて外す。
一つだけ長いので注意
ここからも、真っ黒のオイルが出てきた。
オイルフィルターも真っ黒だ。もしかすると、新車の慣らしで交換したあと一度も変えてないのかもしれない。
カバーのパッキンは大きいのと小さいのを確認。オイルフィルターに付いていなかったので、再利用する。
オイルフィルターが入っていた穴。
これも、綺麗に拭いておく。キッチンペーパーが、価格で使いやすいのでお勧めだ。
小さなパッキンをカバーから外して、本体側にはめておく。
カバーも綺麗にしておく。
新品フィルターと交換。
こんな感じで、フィルターの穴がある方を外側にして挿入する。
カバーの真ん中に出っ張りがあるので、これがフィルターの穴に入る。
取りつけて、六角ボルトを取りつける。
ドレインボルトの比較。交換するドレインボルトは14mmだった。アルミ製なのでとても軽い。間違って締め込みすぎても、ドレインボルトの方がねじ山が先に削れてしまうだろうから、オイルパンを壊す可能性も低い。
マグネットが付いているので、鉄粉が出てもここで吸い付けてくれる。
IXLを70cc入れた後で、オイルを1.3リットルほどいれて、様子を見る。入れ終わったら、いきなりエンジンをかけないで、プラグを抜いたままで再びセルを何回か回して、オイルを循環させる。
そして、プラグを取りつけて、エンジンをかけて少しアイドリングさせる。エンジンを切って少ししてから、
オイル量を見た。丁度良かった。IXLの分だけオイル量が増えるので計算は合う。
ということで、オイル交換も完了だ。
このとき、しゃがんで見ていたら、
ステップのバンクセンサーが削れていた。購入したときは、両サイドとも削れていなかった。
右側も同様だった。そんなに擦った気はしなかったが。何度かガリガリといっていた気はした。
脱線ついでに、耐熱ワックスも買ったので塗ってみることにした。
エキパイが、がさがさしていたのがつるつるになったが、もうすでに焦げているので、それがぴかぴかに戻るわけでは無いが、汚れが進行しなければ良いだろう。
さて、この後走って見るとこにした。