Android 6.0へのアップデートかと思うほどに、サイズが大きかった。時間もかかった。色々と修正されたのかもしれないが、よくわからなかった。ただ、SIMでの通信がまったく出来なくなって、やってしまったかと思ったのだが、設定したAPNが全部消えていたためだった。
原因がわかれば簡単なことだが、ワイヤレスアップテートの時はAPNが消えるようなので注意が必要だ。アプリや、ホーム画面のアイコンの並びなどはまったく変化がなかったのだが。
もしかすると、Teclast v919もそうだが、APNの保存されるエリアがシステムエリアにあるのかもしれない。V919は再起動すると、APNが消える。さすがに、X5 Proはそんなことはない。
スマートフォンとして特に不具合はないのだ。
GPSの性能を見るために、ナビとして使ってみることにした。使ったアプリは、Yahooナビだ。
microUSBの位置が上にあるので、配線しているケーブルが届かず、横向きで使うことになった。しかし、大抵のナビは横画面なので問題にはならない。
GPSの受信もちゃんとできて、ナビとしてもなんの問題もなく使えた。ただ、消費電力は大きいようで、給電しながら使っても、バッテリーが減っていく。減っていくスピードは、かなり緩やかなので、5時間ほど使うのは何とかなりそうだった。
また、一番驚いたのは、使ったSIMが250kbps契約のワイヤレスゲートだったのだが、それで大きな不具合は無かった。ナビではそんに通信量が多くないのだろう。
次に、内蔵カメラは解像度が500万画素と多くないが、意外にちゃんとしている。
これらは、X5 Proで撮影した写真だ。やや白飛びししていたりするが、破たんするほどではない。私には、記録としても十分な画質だと思う。大体スマートフォンのカメラで作品レベルのものを要求するのは、酷だ。
しかし、中華でもちゃんとしたメーカーもあるようなので、こんな低価格でそこそこ使えるのはちょっとした驚きだ。