2017年11月1日水曜日

HONDA PCX なめたドレインボルトを緩めてオイル交換

PCXをオイル交換しようとしてドレインボルトを舐めてしまった。それで前回はオイルチェンジャーを使用した。詳細は以下を参照。

HONDA PCX 125 オイル交換しようとしたが....

HONDA PCX 125 オイル交換

しかし、できれば下からちゃんとオイルを抜きたい。

それで、コメントをいただいた地蔵ファミリーさんから、緩める工具「ツイスターソケット」の事を教えてもらった。貸して下さるとの事だったが、調べてみると意外に安かったので購入してしまった。




600円程ならば、安いモノだ。ちなみにドレインボルトは12mmだった。なのでこの工具も12mm用を購入した。

そして、これで緩めたドレインボルトは再利用不可ということで、アルミ製のドレインボルトも購入した。こちらの方が高い。




まだ、オイル交換して500km程だ。期間としては半年程度。一応オドメータを記載しておく。17,626kmだ。

これが届いたツイスターソケットとドレインボルト。

ツイスターソケットは、9.5mmのラチェットにそのまま刺せるようになっている。

舐めたナットはこちら側に。変な形状で内部はスパイラル状になっている。

前回使用したオイル処理ボックスを利用する。臭いがするので、今回でご用済みにする。

入れるオイルはこちら。と、言っても、中身は余ったオイルの混合だ。GSX-S1000Fや、R1100RSなどで使用したオイルの残りをこれに入れていたのだ。思い出すだけ記すると、バルボリン20W-50、カストロールXF-08 5W-40、AZレーシング10W-40などが混じっている。化学用品だと混ぜるな危険ということもあるが、オイルは元々混ぜもんがしてあるので、大丈夫だろう。問題があっても、今回のように半年に1回は走っていなくてもオイル交換するつもりなので問題ないだろう。

ツイスターソケットをラチェットに取り付けた。

オイルドレインボルトはセンタースタンドの直前にある。

で、やってみたが、めちゃくちゃ硬い。全く動かないのだ。普通のボックスなら簡単にクリッと回ってしまって舐めてしまうだろう。しかしツイスターソケットは専用工具だけありそんな事は無く、がっちりと食い込んでいる。だが、力一杯押しても全然緩まない。何故にこんなに強く締め込んでしまったのだろう。両手で力を込めて車体がひっくり返るほど押したら、なんとか緩めることが出来た。

確かにツイスターソケットは、素晴らしい働きをしてくれた。

さっそくドレインボルトを緩めて取り外したが、何しろスタンドの直前なのでオイル処理ボックスでは受けとめられずにこぼしてしまった。なんとか中のビニル袋の縁をスタンド側まで広げて受けることができた。

外したドレインボルト。頭部分が激しく削れてしまっている。これでは確かに再利用は難しいだろう。

新しいアルミドレインボルト。前回のGSX-S1000Fと同じKITAKOのアルミ製だ。同様に、マグネット付きだった。

ボルト側。軽量化のためか、えぐられている。

取り付けた。

オイルは、とりあえず725cc程度入れることにした。規定は800ccだ。

狭いのでジョウロを使っていれた。

一旦エンジンをかけてアイドリングした後、少し置いてから見ると、丁度良いくらいだった。

混ぜ物オイルなのでちょっと試走に出かけてみたが、全く問題なし。異音も無く、エンジンは軽く回ってくれた。

問題は無いようだ。これで次回からは、下から抜ける。胸のつかえが取れた。

PCXは、一人でのんびり走るのには、最適な乗り物だと改めて感じる。もう少し距離が延びれば良いのだが。それでも、近距離を手軽に乗れる事が最大のメリットだ。